内因(ないいん)ストレスの分類
内因:泣いたり笑ったり怒ったり・・・感情の変化からくる病気の原因
ストレスの多い現代社会の中で、健康番組などではストレスの解消法というのを放送されたり、医療系の番組でも「不眠症や胃の痛みなども、ストレスをとりのぞけば治る」と放送されることが多い。けれども現実問題としてそう簡単にストレスの元を取り除けるわけではない。仕事がストレスになってる人に「仕事をやめなさい」とは言えない。他の事柄に関しても人間が集団で生活してる限り人間関係のストレスは出てくるし、かといって孤島で生活すればそれもまた何がしかの不便で困ったことができるだろう。こういった心の病からくる病気に対して東洋医学はよく研究されている。
| 七情 | 病む経絡 |
| 怒りすぎ | 肝、胆の経絡を病む |
| 喜びすぎ | 心、小腸の経絡を病む |
| 思いつめる | 脾、胃の経絡を病む |
| 憂える、悲しむ | 肺、大腸の経絡を病む |
| 恐れる、驚く | 腎、膀胱の経絡を病む |
「ストレス」とひとくくりにされるものでも、感情によって上記のように病む経絡が分けられているのである。そして逆に経絡を正して気の流れを良くすると性格が変わったかのごとく行動が違ってくる。
生まれ持った基本的な性格というものは変わらないのだが、例えば肝胆の経絡を治療すれば心おだやかになり、細かいことに腹をたてなくなったり、肺腎の経絡を治療すると怠惰な人がやる気を出したりすることもある。これはなかなか興味深いもので、治療された人は「段取りがうまく組めるようになったから作業した量は多いのにあまり疲れない」とか、数年ぶりに部屋を片付けた、車を洗ったという話、治療直後から本棚の整理を始めた。という人までさまざま。治療後は心に余裕を持つことができ、穏やかに生活できるという言葉をよく聞く。