東洋医学とか運気、易学についての勉強は、一般人からすれば小学校から大学まで一切習うことは無いだろう。
それを勉強するのは、鍼灸師・あんまマッサージ指圧師と東洋系の占い師、そして東洋の神秘にあこがれる人くらいなもので、
一般人からすれば、オカルトでうさんくさくて、変なものである。
ただ、鍼灸あんまマッサージ指圧師にとっては、国家資格の試験内容の中にこのオカルト分野が存在してるわけで
晴れて合格すれば、
1、この怪しい理論をトコトン突き詰めていく人
2、中途半端にオカルトと科学的理論を混ぜる人
3、まるまる捨て去って解剖生理・病理理論に基づいた治療をする人
というのに大別できる。で、3番に該当するのは「腰痛」「貧血」「リウマチ」といった症状に対して
そのままの言葉をとってマニュアル通りの治療を施すわけだが、1番、2番に該当する治療家は
「証」という「症状」に似たような診断をくだして、治療する。
たとえば漢方薬の葛根湯、あれは非常に多くの効能が書いてあって、まるで万能薬のようであり
非常に節操のない多種多彩な症状に効くように書いてある。「風邪の初期症状から肩こり、腰痛まで」
みたいな感じで。なぜそのようになるかと言うと、葛根湯が太陽病に効果を出すからである。
太陽病とは大雑把に言えば後頭部、背中、腰、ハムストリングス、ふくらはぎといった、体の後ろを通る経絡の病である。
逆に、医者が「高血圧ですね」と一言で現す病気にたいして「肝気鬱滞」「心火亢盛」などと様々な証(症状)になってしまう。
上記のことから、例えば「貧血」という症状を治してください。と治療をお願いされたとき
我々が診る証(症状)は、さまざまであり、治療法がひとつではない。そして病の重さ、長患いなどによって
治療効果というのは百人百様かわってしまうのである。であるから「貧血は治りますか?」と聞かれても
それは実際に会って、診て触ってみないとわからないものである。
※漢方薬は鍼灸師・あんまマッサージ指圧師には扱えません